花粉症診療
花粉症診療
当院では、飲み薬、鼻スプレー、目薬による治療および花粉に対するアレルギー検査を行っております。
毎年、医療機関で薬を処方してもらっている場合には、お薬手帳をご持参ください。
当院は時間予約制のため、指定した時間帯に受診して頂くことで待ち時間が短く診察を受けられます。
予約は以下のリンクまたはお電話(04-7154-2300)からご予約下さい。
舌下免疫療法について
・すでに免疫療法開始済の方 →シダキュア 5000 JAU製剤は通常通り処方可能です。
・新たに免疫療法を始めたい方 →シダキュア 2000 JAU製剤(開始薬)が全国的な薬不足により開始未定です。
花粉症は、植物の花粉が原因で引き起こされるアレルギー性の症状の総称です。
花粉症の主な原因は、特定の植物や木の花粉が春や秋に大量に空中に舞い、それが体内に入ることで免疫反応が起こります。
どの花粉にアレルギー反応を起こすのかを調べるために血液検査を実施します。
くしゃみや鼻水、目のかゆみを緩和するために使用されます。
昔からある第1世代と、第1世代を改良した第2世代の2種類があります。
・ポララミン(d-クロルフェニラミンマレイン酸塩)
・レスタミン(ジフェンヒドラミン塩酸塩)
・アタラックスP(ヒドロキシジン)
がありますが、眠気(鎮静作用)が強いため現在ではあまり使用されず、ガイドラインでも推奨されておりません。
なお、症状を抑える効果と眠気には相関はないので、効き目が強い薬ほど眠いというわけではありません。
・アレグラ(フェキソフェナジン)1日2回内服
・アレジオン(エピナスチン)1日1回内服、眠気あり
・アレロック(オロパタジン)1日2回内服、眠気あり
・エバステル(エバスチン)1日1回内服、眠気あり
・クラリチン(ロラタジン)1日1回内服
・ザイザル(レボセチリジン)1日1回内服、眠気あり
・ジルテック(セチリジン)1日1回内服、眠気あり
・タリオン(ベボタスチン)1日2回内服、眠気あり
・デザレックス(デスロラタジン)1日1回内服
・ビラノア(ビラスチン)1日1回内服
・ルパフィン(ルパタジン)1日1回内服、眠気あり
があります。
第2世代の薬の効果を直接比較した臨床試験は行われておらず、ランキングなどはあくまで個人的な感覚で決められているため自分に合った薬を見つけることが大事です。
鼻閉が強いときに抗ヒスタミン薬と組み合わせて使用します。
・オノン 1日2回内服
・キプレス 1日1回内服
・シングレア 1日1回内服
抗ヒスタミン薬と合わせて内服します。
・小青竜湯 1日3回内服
・アレギサール 1日2回
・ソルファ 1日3回
・ペミラストン 1日2回
・リザベン 1日3回
・バイナス 1日2回
・アイピーディ 1日3回
・セレスタミン1日2回
鼻づまりや鼻の炎症を和らげるために、ステロイド鼻スプレーを使用することがあります。
・アラミスト 1日1回
・ナゾネックス 1日1回
・フルナーゼ 1日2回
・ザジテン 1日4回
・リボスチン 1日4回
・トラマゾリン 1日数回
・ナシビン 1日数回
・プリビナ 1日数回
・コールタイジン 1日数回
目のかゆみや充血に対処するための抗アレルギー目薬が使われます。
・アレジオン 1日4回、コンタクトでも可
・アレジオンLX 1日2回、コンタクトでも可
・ザジテン 1日4回
・パタノール 1日4回
・リボスチン 1日4回
・サンテゾーン 1日3回
・ビジュアリン 1日3回
・オドメール 1日3回
・フルメトロン 1日3回
・リンデロン 1日3回
室内では窓を閉め、空気清浄機を利用するなどして花粉の侵入を減らしましょう。
外出時にはマスクや花粉用のメガネの着用、帰宅後すぐに洗濯やシャワーを浴びるなど、外から帰る際の対策が有効です。
外出時には帽子やメガネをかけて花粉の直接の接触を避けることようにしましょう。