腫瘍内科(がん支持療法診療)
腫瘍内科(がん支持療法診療)
日本人が一生のうちにがんと診断される確率は(2019年データ)
・男性65.5%(2人に1人)
・女性51.2%(2人に1人)
と高く、年々上昇し続けています。今やがん治療は身近な存在になりつつあります。
当院では抗がん剤治療は実施しておりませんが、がん治療の抗がん剤や放射線治療に対する副作用対策を行います。
がん治療の苦痛に対処する治療を「支持医療」と呼び、現在その重要性が徐々に高まりつつあります。
つらい思いをしないでがん治療を続けることが、がん治療を続ける秘訣です。
・抗がん剤の嘔気・吐き気・痛み・手足のしびれ・指先のあかぎれなど
・がん治療中や治療後(手術後)の食事や運動など生活相談
たとえば胃がんの手術した5年後には術後定期受診が終了します。
しかし、その頃に貧血が出現することがあります。そのような場合には不足している因子を血液検査で調べ、適切に補充しないと貧血症状に悩まされることになります。一例にはなりますが、がん治療後の思わぬ事態を避けるための検査や相談を承っております。
大学病院やがんセンターなど専門病院でがんの治療中で、副作用が心配である、または今困っていることが治療の副作用かわからない場合、主治医が忙しそうで副作用の話があまり聞けない場合などはご相談ください。
抗がん剤治療では、しびれ、吐き気、むくみ、倦怠感など生活に支障が出る副作用がございますが適切な対応をすることで長く治療を続けられます。
当院ではがん治療、主に抗がん剤の副作用に対する適切な支持療法(がんサポーティブケア)をいたします。
食事・運動・勤務など生活面でのご相談ももちろん可能です。
他院で治療中でも構いませんので、気軽にご相談ください。
必要に応じてがん治療の主治医と連絡を取り合って診療いたします。