
各種検査
各種検査
など
血球の数値やヘモグロビンの値、肝臓や腎臓、炎症の程度、尿酸値、ヘモグロビンA1C、各種アレルギー検査など静脈から血液を採取(採血)して検査します。
血糖値をはかることは、糖尿病治療には必要不可欠な検査ですが、血糖値は採血をする時間によりかなり大きく変わってきます。空腹時、食後、前日の食事の内容などによって数値も変わってきますので、下記のように検査のタイミングをわけて測定いたします。
当院では、基本は、随時血糖での受診をおねがいしておりますが、食事の時間と食後何時間での採血かはお聞きしますので、ご協力よろしくお願いします。
10時間以上絶食した空腹の状態で測った血糖値で血糖値が最も低くなる値です。
検査当日の朝食を抜いた空腹の状態で採血し、血糖値を測ります。早朝空腹時血糖値が126mg/dL以上ある場合は、「糖尿病型」と診断されます。
食事をとってから2時間後に血糖値を測ります。
食後インスリンの分泌が足りなかったり分泌されるタイミングが遅い人では、食後の血糖値がすぐに下がらず、高い値になることがあり、これを食後高血糖と呼びます。2型糖尿病では、糖尿病の初期段階によくみられます。HbA1cが高くなくても、食後高血糖がみられることもありますので、食後高血糖は重要な検査の1つです。
食事の時間と関係なく測定した血糖値です。
正常の場合は140mg/dLを超えることはありません。随時血糖値が200mg/dL以上ある場合は、「糖尿病型」と診断されます。
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)は、血液中の赤血球にあり、全身の酸素を運ぶヘモグロビンの特定部位に余った糖がくっついたものです。高血糖になり、血液中の濃度が高い状態が続くと、HbA1cも徐々に増え、一度結合すると120日間は血液中に存在します。血糖値は、食事や運動で随時変動しますが、HbA1cは過去1ヶ月~2ヶ月の血糖のコントロールの状態(平均)を反映するため、大きく変動しません。そのため、HbA1cが高ければ慢性的な高血糖状態にあることがわかります。
・HbA1c値は、これまで「JDS値」で記載されていましたが、2012年4月1日から「NGSP値」で記載されるようになりました。例えば、NGSP値での6.5%は、従来のJDS値では6.1%に相当します。これまで日本で広く使用されてきた「JDS値」は、日本以外のほとんどの国で使われている「NGSP値」に比べると、「0.3~0.5%低い」という差がありました。この差を解消するために、NGSP値で記載されるようになりました。
グリコアルブミンは、HbA1cと同様に過去にさかのぼって、血糖のコントロールの状態を知ることができる検査です。
グリコアルブミンは、血清蛋白の主要成分であるアルブミンが糖化したもので、血液を流れている間に徐々に糖と結合してできるため、グリコアルブミンを測定することで、過去2週間の血糖値のコントロール状態がわかります。基準値は11~16%ですが、グリコアルブミンは、高血糖の状態が長く続くほどより増えていくため、糖尿病で血糖値の高い状態が続くほどグリコアルブミンの検査値は高くなります。
当院ではAI技術(人工知能)を活用した、胸部レントゲン画像読影支援システムを導入しております。
結節や腫瘤影、浸潤影、気胸の場所を検出し、それらの存在の可能性(確信度)を青から赤までの色で表示します。
確信度が高いほど赤く表示します。
富士フィルム社の胸部X線画像病変検出ソフトウェア 「CXR-AID」の導入は流山市内の医療機関では当院が第1号です。
参考;https://www.fujifilm.com/jp/ja/news/list/6823
安静時の12誘導心電図検査を行います。不整脈や狭心症の簡易検査です。
当院ではパッチ型心電計を用いて、24時間の心電図検査を実施いたします。
従来品との違いは、パッチ(縦13.3㎝,横3.5cm)を前胸部に貼るだけなので、リード線がなく装着が簡単で検査中も日常生活への支障が少ないのが特徴です。
検査後はご自身で簡単にはがせて郵送で直接検査会社にお送りすることが可能なので、返却のための来院が不要です。
腎臓病は無症状のことがほとんどなので、尿検査は非常に重要な情報を与えてくれます。尿は、腎臓で作られて、尿管、膀胱、尿道を通って出てきます。この通り道のどこかに問題があると、尿に異常がみられます。
健診で行われる尿検査では、尿蛋白、尿潜血、尿糖がわかります。それぞれ蛋白質、赤血球、糖分を検出しますが、これらは体に必要なものですので、通常尿に出てくることはありません。なんらかの問題があったときに尿から検出されることになります。
年齢とともに、「物忘れ」は誰でも経験しうることですが、認知症との区別が大事です。
認知症を早期から見つけ、早めに対処することで認知機能障害に悩まされる時間を短くすることができます。
60歳代をこえてくると、高い音が聞こえにくくなり、聴力レベルが軽度難聴にまで低下する人が急に増えてきます。
また大音量の音楽をイヤホンで聞いていると、耳の中の音を感知する細胞が壊れ聴力が徐々に低下してきます。
耳の聞こえが悪くなったと感じた場合には、早期に対応することが大事になってきます。